KAT-TUN COUNTDOWN LIVE 2013(12/30公演)に行って来ました。
(※ 所謂コンレポではありません。悪しからず。)
お決まりになりつつあった、特効使いまくり、光臨系装置を乗りこなしての登場、
ではなかった今回のライブ。4人で初めてのライブでした。
ロングコート衣装でスポットライトを浴びながら現れた4人は、ひとりひとりの言葉で挨拶をしました。
いつもの登場に慣れているヲタクとしては正直ちょっともの足りないなぁと思っていたのです。
そして挨拶後は予想通り、ギミラブ・楔など最新ミニアルバム(楔-kusabi-(通常盤))の要といえる曲から始まりました。
そして、RESCUEやキプフェなど過去のカッコよく盛り上げてくれるシングル曲が続いたのですが、久々のカトゥーンに心躍りながらも、どこか物足りないような、もっとガツンと欲しい!もっともっと!と思わせる、逆に焦らされて煽られているような気分でステージを見つめていました。
EXPOSEを歌い終わったところで、大きくライブの流れが変わりました。
2002年の1stコンサートからカトゥーンの歴史振り返って曲を歌う、と。しかも!!!過去のコンサート衣装という古株ヲタ感涙モノの企画が始まったのでした。
1stコンから着ていたギラギラメタリックシルバー×ブルーのロングコートとか、海賊帆のメイン衣装(残念ながら上田氏の帽子は無し)とか、MCカメー*1復活とか、もうともかくヨダレもののお宝映像が出来上がっちゃうなコレは…!と思いました。
もちろん、併せて過去の映像(メンバーの解説・コメント付き)も流れました。
それを見ていると、カトゥーンって本当に物語性のあるライブというのを大事にしてきんだな、と感じました。それが、彼らのライブの醍醐味だったことを、改めて思い出したんです。
例えば、Live海賊帆。その名のとおり、KAT-TUN海賊団という物語を前提に、ライブを行っています。本人たちもこのライブをやったことが大きな分岐点だったというようなことを語っていましたが、KAT-TUNライブ史を語る際にこれは絶対に外せない外せないライブだと思います。ステージの真ん中に設置された大掛かりな<海賊船>。その海賊船の上で自由に踊り歌うKAT-TUNは誰がどう見ても敵無し不可能も無し。
また、Cartoon KAT-TUN Ⅱ YOU(通称:漫画コン)では、カートゥーン(アニメ・マンガ)というテーマを軸に、ライブを行っています。メンバーを模したポップな着ぐるみが登場し一緒に踊ったり、かと思えばがらっと雰囲気の違うミュージカルのようなセットでダンスをしたり(Movin' on)と、絵本のページを捲るとシーンが変わって行くように、色々な表情を見せるKAT-TUNが楽しめるライブでした。(ちなみにステージにはこのツアーのメインキャラクターだったブルドックくんが君臨してました。)
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もうどの曲が特に!!とか言えないくらい、懐かし良曲オンパレードでしたし、
物語性のあるものが作られてきたよな、と振り返りながら、
KAT-TUNのライブってやっぱ面白い、っていうか
KAT-TUNってやっぱ超凄いし超カッコいい!!!
という当たり前の一般常識を思い出せたのです。
この歴史をなかったことにするなんて勿体ない、そう心から思いました。だからこそ、KAT-TUNは4人になったこの瞬間に、ここであえてこれをファンに見せてくれているんだ、
・・・と思った矢先。
会場の空気がなんだかガラリと変わります。
ステージが燃えているかの如く、矢継ぎ早に爆竹が鳴り炎が上がり、
スクリーンに燃え上がる翼が映し出されます。
PHOENIXの荘厳なイントロが流れ出します。
そして、その中に登場したKAT-TUN4人。
その登場により一層燃え盛る炎と呼応する水飛沫の中で、歌う4人。
紛れもなく、その姿は不死鳥でした。
※ フェニックス(不死鳥)は、死期が近づくと自ら炎の中に飛び込んで己の身を灼くという変わった風習を持っています。しかし、ただ死ぬわけではなく、その灰の中では次世代の生命が息づいています。そして飛べるほど成長すると、天高く舞い上がり、空の彼方へと去っていきます。
それまでの比べ物にならないくらい、脳内にドーパミンが炸裂し、
これやで、
これがKAT-TUN様やで!!!
と鳥肌のたった腕で小さくガッツポーズをしました。
もう正直すごい良い意味で裏切られました、KAT-TUNに。
それまで焦らされてた分、
そして歴史のすごさを見せつけられた分、
より一層あの不死鳥プレイに重みが増したし、ヲタクを興奮させていたと思います。もう特効なしのライブでは満足できないカラダなのかもしれない。。。どうしよう。。。
しかし、私はスタンド席だったのでアレですけど、アリーナの方絶対暑かったもしくは水かかりまくりでしたよね???カツン様は不死鳥でしょうから耐えられてるんでしょうけど????みたいなレベルの炎と水。
スクリーンの形もナンダコレと思ってたら、翼はためかす用だった。完全に翼と形が一致してた。
今回の結論:
KAT-TUNレベルになると、
ライブコンセプトに飽き足らず、自らにも物語性も見いだし出す。
KAT-TUN始まってんナーーー!!!と思いながら2014年を迎えられてよかったです!!!細かい感想はまた書きたい!ともかく不死鳥KAT-TUNちゃんの厨二感凄さだけは先に書き記しておきたかった。
これからもKAT-TUN6人だった頃の歴史も、
5人だった頃の歴史も、
なかったことになんてしないで、
そこで得たものを糧に何度でも己を轟々と燃え盛る炎に投げ打つKAT-TUNでいてほしい。そんな風に、思いました。色んな歴史があったことも絶対悪いことじゃないって思わせてくれたKAT-TUNありがとう。きっと2014年もKAT-TUNのことが大好きだヨォーーーーー!!!!(玉置浩二風)