偶像崇拝

信じている神は亀梨くんと道重さん

『Sexy Second』に見る《先輩ジャニーズの面影》

セクゾンのセカンドアルバム「Sexy Second」シングルカットでない曲(いわゆるアルバム曲)の中から、
それぞれの楽曲が感じさせる、《先輩ジャニーズの面影》を挙げてみました。

 

Sexy Second (初回限定盤A)

 

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・Ghost〜君は幻〜、ドキドキBreak Out!!→【カツン先輩】
《恋人が幽霊(ゴースト)》というやや浮き世離れしたSFな歌詞の世界観や、メンバーの声の重なりが、KAT-TUN感を漂わせている「Ghost〜」。全体的に菊池風磨くんの声が目立っていて、その声がものすご〜〜〜〜く赤西くん!タイトルを『Ghost 〜赤西くんは幻〜』に書き換えても大丈夫かもしれない。KAT-TUN楽曲を具体的に挙げるとすれば、『DON'T U EVER STOP』とかに近いかも。
「ドキドキ〜」の方はロック調のアレンジとA・Bメロ〜サビの淀みない疾走感がカツンちゃんぽい。「LIPS」とか古いとこだと「ハルカナ約束」とか、そういうライン。

 

 

・We Gotta Go→【JUMP先輩】

爽やか“上昇気流”路線。めちゃくちゃ前向き!!!『ガンバレッツゴー』とか思い出す!一般的にアイドルっぽいとされる楽曲なのでは。とりあえず空には手を伸ばしてみるし、基本的に走り出すと止められない。20代の頃は結構キンキ先輩も結構こういう楽曲歌っていた気がします。清涼飲料水のCMソングか春高バレー応援ソングにして下さい。余談ですがPVもコンセプトは意味不明ですがともかくポップで可愛いので、おススメです。

 

 

・Shout!!→【キスマイ先輩】
“Shout!! Yeah!!”とカリスマラッパーよろしくゴリゴリ始まったかと思うと、“ア〜イガッチャ♪”とキラキラポップに大転換。キスマイ楽曲にもよくありませんか、この展開。「SHE!HER!HER!」とか“シーハッハッ!シッハッハッ!”とか真顔で言ってたと思ったら、急に“キスをしよ〜うっ♪”つって笑顔でローラースケートで走ってくる感じ(「キ・ス・ウ・マ・イ」とかも同類)。

 

 

・Be Free→【SMAP先輩】
イントロからそこはかとなく漂うスマップ系楽曲臭!しかも90年代のやつ($10、ダイナマイト等)。《投げやりで、斜に構えている》感のある、SMAP先輩が新規開拓した(と思われる)新しい男性アイドルの姿勢。「がんばりますっ!(キラッ)」ではなく、「とりあえず、がんばります」って感じの脱力感をキラキラアイドル路線のセクゾンに歌わせるという新しい試みです。

 

 

 

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全ての楽曲にこのグループっぽい!というのを当てはめられた訳ではないのですが、
全編を通して“ジャニーズの魅力”を濃縮還元したような1枚になっていると思いました。

(明日のコンサートで、それぞれ楽曲へのイメージは変わる可能性も大いにあるのですが・・・。)

 

 

以前こんなことを呟いたことがあります。ここに書いたようなジャニーズを濃縮しているというセクゾンというグループの性格的要素がうまく今回のアルバムという作品に反映されているのかもなぁ、と。

 

今後のアルバムや楽曲にはそういうジャニーズの魅力を濃縮するだけでなく、
Sexy Zone”というオリジナルフィルターを通して、より新しいジャニーズの世界観ができているといいな〜と期待しています。

 

なんてったって、セクゾンちゃんの伸びしろは無限大!

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